変わらない景色

沢山の方々のお力添えをいただき瓦礫の撤去が終わりました。

不謹慎なようですが、作業中に見える日常を取り戻した琵琶湖は美しく、以前と変わらない姿をみせてくれています。

私達は日々この景色を借りお客様に喜びをお伝えしてきました。今回被災したことも自然から見れば日常のひとつの姿なのかもしれません。

ふと祖父が言った言葉を思い出しました。

自然を片方から見たらあかん。清も濁も受け入れるのがそこに住むということや。

ここに根をおろして230年。今回の台風も受け入れることがこの地に住み、この地を伝える力になるのではないかと思います。

この景色の機嫌の良いときも悪いときも共に歩んでいきます。